単なる備忘録

個人的メモのようなもの

【読書メモ】読書のチカラ (齋藤孝)

  娯楽はもちろん大切だが、心の深部に届く知を獲得することを面倒くさがると、最終的に痛手を被るのは自分自身である。

だがもう一つ、大きな問題は本の「質」だ。何でも読めばいいというものではない。
むしろ今は、こういう「自分らしさ」とか「自分の考え」に重きを置きすぎるのかもしれない。それがかえって自分の世界を狭め、人間的な広がりや深さを限定してしまっているのではないだろうか。

 

たしかに現代でもそれなりの作品はあるが、そもそも日本語が違う。そこにどれほどの差があるか、音読して比較してみればただちにわかる。

そういうものなのか。音読、やってみよう。

 

私はそれらを、誰もがくぐり抜けるべき「人生の必読書」であるとさえ思っている。それらの本から得られる日本語、知性、認識力といったものが、人生を豊かにすると確信しているからだ。

それらは、教養に溢れる偉大な人物の本のことを指す。この主張はこの本の中で繰り返し述べられている。

 

このところ読書熱が冷めがちで、あまり読めていなかったんだけど、この本に感化されてもっと色々読みたくなったし、読まなければと思った。

特に古典とか。

もっと色々な考え方や、ものの見方を身に付けるにはそれが一番の方法だとこの本に教えてもらった。

 

 

 

読書のチカラ

読書のチカラ