一個人の備忘録

メモのようなもの

冷静と情熱の間

あれだけ騒いでおいて何なんだけど、若干恋心が冷めてきている気がする。

とはいえ、別に何かあって嫌いになったとかではなく、今でもいいなとは思っているんだけど。

 

元々自分は好きになる相手に幻想を持ってしまう方だけど、それがあまりに肥大化してくると、実像ではなくむしろそちらの虚像を溺愛してしまう傾向がある。

今回もわりとそんな感じで、自分の想像の中で色々膨らませているうちに、都合のいい虚像を作り上げてしまっていた節がある。

ただ、若い頃と違って、実像を無視して脳内で色々補填やら何やらして虚像を実像と思い込み、たまに垣間見えてしまう実像とのギャップに死ぬほど苦しめられるところまでは行かず、やっぱり実像はこんなもんだよな、と少しは冷静に受け止めている。

 

なので今はむしろ落ち着いた気持ちで彼のことを見ることができているのかもしれない。

だとすればこれは恋が冷めたというよりも、次の段階に進んだということなんだろうか。その辺りはもう少し時間が経たないと分からないのかもしれない。