ようやく三部作の完結編。
父親殺害未遂容疑で捕まったリスベットの口を、その父親も関わっていた強大な組織が塞ごうとする。それを必死で阻止しようとするミカエルたち。リスベットの運命やいかに。
何と言っても最後の裁判のシーンが圧倒的。逃げ切ろうとする悪者たちを次々に証拠を突きつけて追い詰めていく様は、まるで時代劇のようなカタルシスを得られた。
しかしニーダーマンもある意味被害者的な側面もあるわけで、最後まで単なるモンスター扱いだったのは少し物足りなさを感じた。
最後まで観ると小説版も読みたくなるな。