一個人の備忘録

メモのようなもの

『LAMB/ラム』

 

北欧の山間地で羊を飼って暮らす夫婦が、ある日羊の出産に立ち会うと普通の羊ではないものが産まれてくる。過去に幼い娘を亡くしていた二人は、その羊ならざるものを育てて行くのだが…、というお話。

 

あらすじだけ観て、ホラーなのかと思って見始めたが、思ってた感じの映画とは少し違った。決して面白くないわけではないのだが、自分には難解に感じた。なので、考察サイトなどをいくつか観てとりあえず理解した(笑)。

そうか、あのシーンにはこういう意味があったのか、あの登場人物の言動にはこういう意図があったのか、など。あとはキリスト教的な意味合いとか、北欧神話との関わりがあるとか。

それが分かるととても意味深くて面白い映画だと分かる。

しかしラストシーンは割と衝撃的だったな。特に最後にあれが姿を現したシーンは驚かされた。それまでずっと不穏な空気の漂う映画だと思っていたのが、一気に表出した感じ。